Chopped Around the World 〜こまぎれ世界一周

世界一周はしたいけど、仕事は辞められない。 わずかな休みをこまぎれにつなぎながら、少しずつ世界一周を目指します。

day 22(2) エリスタからボルゴグラードへ

エリスタのバスターミナルの時刻表。バスターミナルは鉄道駅と同じ場所にあります。鉄道の旅客営業はどうも現在は行われていないようで、他の街への交通はバスが中心のようです。朝9時に来たところ、次のボルゴグラード行きは11時とのこと。 切符。11時発、…

day 22(1) エリスタの街を歩く

この時期の日の出は朝5時。ちょっと早起きしてエリスタの街を散策します。 ホテルの隣の建物には、「FIDE」国際チェス連盟のマークが。ここエリスタはチェスの街として有名なのですが、この建物も何か関係があるのでしょうか。 売店にはカルムイク共和国のシ…

day 21 世界で最も西にある仏教国・カルムイキア共和国、エリスタへ

ふたたびのアストラハン。旅を再開したいと思います。今日の目的地は、世界で最も西にある仏教国、ロシア連邦の中のカルムイキア共和国、その首都であるエリスタです。 前回の旅を終えたアストラハン空港。実はこの時点で当初の予定から5時間遅れ。今回はア…

day 20 アストラハン、クレムリンとレーニンとキャビアと

アストラハンの夜明け。24時間以上炎暑の列車に乗っていたので、ベッドの上から見る朝日が気持ちいい。 早速、街を散策したいと思います。泊まったホテルはNovomoskovskaya。設備も新しく、部屋は広くてバスタブもあり、街の中心部で、最大の見所クレムリン…

day 19 カザフスタンを通りアストラハンへ

夜が明けると、カザフスタンです。この辺りは緑の大地が広がっています。きょうは丸一日列車に乗り、ロシアを目指します。 ウズベキスタン国鉄 334Ф列車の時刻表。ウズベキスタンの首都・タシケントからロシアのサラトフまでの3279kmを、2日と17時間をかけて…

day 18(2) 334Ф列車、タシケント発サラトフ行き

ヌクス駅から、ロシア・サラトフ行きの国際列車に乗り、キャビアの名産地、アストラハンを目指します。実はこの旅では初めての列車での国境越え。 ヌクス駅の駅舎は真新しく、待合室も綺麗。英語、ウズベク語、カラカルパク語の3つの言語で「良い旅を!」と…

day 18(1) 再びヌクス、サヴィツキー美術館とミズダカン

ふたたびのヌクス。夏のヌクスは見事なまでの暑さ!気温は38度。日差しが厳しく、日向での体感は45度ぐらいな感じ。日差しを浴びているとクラクラしてきます。 さて、前回は街は歩き回ったものの、大事なところを訪れていませんでした。それが、イゴール・サ…

day 17(2) 外貨申告は正確に

午後は、一時帰国のため、タシケントに戻ります。砂漠の土地が・・・ 緑の大地に変わる頃、タシケントに到着します。ジェット機で1時間半、プロペラ機では2時間半ほどかかります。 まず、向かったのは中央アジアプロフセンター! 中はなかなかそこそこな感じ…

day 17(1) ヌクス

ヌクスの朝。カラカルパクスタン自治共和国は、ウズベキスタンの中にあって、一定の自治権を与えられた共和国です。ここヌクスは、その首都。もともとは小さな集落でしかなかったヌクスは、ソ連時代にカラカルパク自治共和国が発足すると、その首都として一…

day 16 船の墓場、アラル海のかつての港町ムイナクへ

昨日のうちに手配を頼んでおいた車に乗って、ヒヴァの街を朝7時に出発。かつてのアラル海の港町ムイナクを目指します。 まずは車に燃料を補給。ウズベキスタンは天然ガスの産出国で、ここではガソリンより天然ガスのほうが安いため、ほとんどの車は改造して…

day 15 ヒヴァへ

乗車中の列車はタシケントから世界遺産の街ヒヴァの最寄駅、ウルゲンチを経由してそのちょっと先シャヴァトまで行く「アムダリア」号。アラル海に注ぐ大河の名前を冠した長距離列車です。 1等寝台に乗っている客はほとんどいなく、今回はこの個室を1人で気…

day 14(2) 青の都、サマルカンドで日本語を聞く

サマルカンド駅で声をかけてきたのは地元のサマルカンド国立外国語大学で日本語を専攻している学生でした。まさかウズベキスタンで日本語をしゃべる人間に会うとは思っていませんでした。アルバイトと会話の実践を兼ねて日本語ガイドをやっている、もしよか…

day 14(1) ウズベキスタンの新幹線、アフロシャブ号でサマルカンドへ

タシケントの朝。再び旅を始めます。ウズベキスタンの首都、タシケントから西へ進む旅です。(この旅、実は先ほどのイルケシュタム峠越えより前に行っています。イルケシュタム峠を越えようと思い休暇を取ったらたまたま中国の休日にあたってしまい、国境も…

day 13 オシュからタシケント

オシュの朝。トロリーバスの走る街を出て、早速、ウズベキスタン国境を目指します。 国境までは車で15分ぐらい。宿のフロントの兄さんが送って行ってくれるとのこと。ちょっと行くと道を牛とかが横切っていたりします。 15分で国境に到着。キルギス時間10時…

day 12(2) イルケシュタム峠からオシュへ

国境のキルギス側。ここでキルギス側から来る車に乗り換え、キルギスのイミグレに向かいます。車は無料。最初の100元に含まれているのでしょう。 10分ほどでイミグレに到着。 特に厳しいチェックもなく通過。北京時間14時過ぎ、キルギス時間はそれより2時間…

day 12(1) さよなら中国。イルケシュタム峠へ

久しぶりのカシュガル。事情あって(大したことない事情と大したことある事情があり)しばらくお休みしていましたが、いよいよ難所、イルケシュタム峠を越えてキルギスのオシュに向かいます。 イルケシュタム峠越えには2つの方法があって、乗合タクシーなど…

day 11 今日も飛ばない

翌朝。カシュガルの朝です。霞む空、今日も視界が悪いのが気にかかりつつ、空港に向かいます。 相変わらず霧のような。この地域では時折砂嵐が発生し、視界が悪くなる時があります。思えば、列車も砂嵐でだいぶ遅れていたのでした。 空港には来たものの、一…

day 10(2) カシュガルの街

カシュガル駅から街を目指します。今回の休みも短いので、今夜のフライトでウルムチに戻ります。なのに列車の遅れもあり…急がなければ。 駅から街中まではバスがあるということでしたが、どうにもバス停が見当たらなかったので、乗合タクシーに。4人揃うまで…

day 10(1) カシュガルへ

目が覚めると、外は靄がかっていました。一面の草原。 列車の遅れは変わっておらず、北京時間朝5時48分に到着するはずの巴楚(パソ)におよそ5時間遅れの10時50分頃到着。 引き続きタクラマカン砂漠の縁を西に走ります。 食堂車で遅めの朝食&昼食。 ブラン…

day 9 トルファンで乗り換え、そして南疆線へ

トルファンには朝の5時半に着くはずだったのですが、砂交じりの強風が吹きつけていたせいで途中止まったり進んだりを繰り返し、4時間遅れで午前9時半過ぎに到着。 トルファンで乗り換える予定の、カシュガルへ向かう乗り継ぎの列車に間に合うか心配でならな…

day 8 再び嘉峪関からスタート

さて、次の休み。再び旅を始めたいと思います。今回のスタート地点は、嘉峪関。前回の終点、ハミから少し戻ったところです。ここは万里の長城の西の果て。かつては、いわばここまでが中国、この先は生きては帰れないかもしれない土地でした。 嘉峪関までは上…

day 7 一回お休み

さて、休みは長く取れないもので、新疆ウイグル自治区までやってきた旅、ここで一旦休憩にします。ハミ空港から帰国します。ハミ空港は中心部からタクシーで30分ぐらい。 ハミからはほぼ唯一の定期便就航都市、自治区の中心都市のウルムチへ。 窓の外には砂…

day 6 (2) ウイグルの入り口、ハミ

ウイグル最初の街、ハミを歩きます。北京から約2000km。もうここは完全に中央アジアの世界でした。画一的な中国の都市とは違い、明らかに違う文化圏に入っていることを感じます。 ハミ駅前からバスに乗り中心部へ。 中国は全国一律で北京時間を使っているの…

day 6 (1) 引き続きT69次でハミへ

T69次はどこまでも続く赤茶けた大地をひた走ります。 夜が明けると、嘉峪関でした。万里の長城の西の果てです。朝の8時半。時刻表によれば予定出発時刻は7時34分なので、1時間遅れの模様。 朝ご飯を再び食堂車で食べます。 窓の外は、変わらず砂漠が広がって…

day 5 北京からT69次列車

第5日目は、北京から一路新疆ウイグル自治区を目指します。 北京は、以前同級生が駐在していたこともあって何度も遊びにきて大体街は知っているので、さっさと先を急ぎます。5日目の旅の出発は、北京西駅。地下鉄が通じていない(正確に言うと「中心部から…

day 4 (2) 長春から北京

さて、長春の街に出ます。皇宮のちょい先は中国らしい混沌が待っていました。 ずいぶんと大衆的っぽい演芸。 満州国時代の街並みが残っていると聞いていたのですが、すでに再開発の波にのまれつつありました。 しばらく歩くと、長春の中心部へ。すると、何や…

【メモ】中国の鉄道ネット予約

何かと混雑する中国の鉄道。駅で中々切符が買えない!の対策として考えたのが、当然ながら「事前に予約する」でした。 しかし、日本から中国の鉄道を予約するには多額の手数料と、思うようにならない旅行代理店とのコミュニケーションが必要です。 しかし!…

day 4 (1) ハルビンから長春へ

今日は、ハルビンから長春に立寄り、中国の首都、北京へ向かいます。 泊まった「龍門貴賓楼酒店」。かつてのハルビンヤマトホテル。1903年に東清鉄道ホテルとしてロシア資本で開業、その後「満鉄」=南満州鉄道の経営になり、戦後は学校になったりしながら、…

day 3 ハルビン散策

今日は、ハルビンを散策します。 ハルビンは、ロシアが建設した東清鉄道の要衝として発達した街です。かつての千円札の伊藤博文が暗殺されたのもこの地でした。当時のロシア帝国は、この地を満州の要として、市街のほとんどを「東清鉄道付属地」として租界の…

【メモ】 ウスリースク発の国際バス時刻(2012年6月現在)

ロシア(ウスリースク)から中国へ国境を越える国際バス時刻です。 系統/行き先/出発時間/曜日/運賃(ルーブル)805 牡丹江 8:30(始発) 10:40(ウラジオストク発が経由) 毎日 1750RUB807 綏芬河 7:40 12:10 毎日 1650RUB808 東寧 9:50 16:30 毎日 130…

day 2 東清鉄道ルートで国境越え

ウスリースクの夜明け 今日は、ロシアを離れ、中国へ向かいます。ウスリースクから国境を越えて牡丹江、そしてハルビンまで。長い移動の始まりです。 牡丹江行きの国際バスに乗るため、ウスリースクのバスターミナルに向かう。8時半発。切符は当日朝窓口で…

day 1 (2) シベリア鉄道 各駅停車

さて、いよいよ旅の始まりです!まずはウラジオストクから北へ120km、ウスリースクまで向かいます。 やっぱりロシアの極東と言えば、シベリア鉄道。ウラジオストク駅はシベリア鉄道の東の終点です。威厳ある駅舎。多くの旅人がここからモスクワまでの一週…

day 1 (1) ウラジオストク

ウラジオストク。天気はあいにくの小雨。でもこれが何ともロシアの極東、って感じがして渋い。 ウラジオストクは坂の多い町です。街並みはヨーロッパ。最も東のヨーロッパ。昔、旅をした東欧の雰囲気にそっくり。わずか2時間半でこんなところに来れるのだと…

day 0 旅の始まりは

記念すべき旅の始まりはユーラシア大陸東端の都市ということでウラジオストクに決定!ウラジオストクはロシア語で“Владивосто́к”。восто́к(ヴォストーク)は「東方」を意味し、владиは「支配する、制御する」。ロシアの東方への窓口となるべくして作られた…

思い立ったわけ

昔から、ずっと陸路をたどって世界一周をするのを夢見てきました。社会に出て10年ぐらいたったら会社を辞めるつもりだったので、そのときにと思っていたのですが、そんな景気の良い世間でもなく。仕事を続けながら世界一周を始めてしまえ!と、わずかな休…