day 8 再び嘉峪関からスタート
さて、次の休み。再び旅を始めたいと思います。今回のスタート地点は、嘉峪関。前回の終点、ハミから少し戻ったところです。ここは万里の長城の西の果て。かつては、いわばここまでが中国、この先は生きては帰れないかもしれない土地でした。
嘉峪関までは上海経由。空港からまずは、以前、列車で通過した嘉峪関駅に立ち寄ります。
立ち寄った理由は切符を手にいれること。ネットで予約しておいた切符を引き換えます。列車の発車は夜の7時。しばらく時間があるので、「嘉峪関」に立ち寄ってきたいと思います。
駅から路線バスで向かいます。あちこち経由していくバスに乗ってしまいましたが、
だいぶ郊外にやってきて・・・、およそ1時間弱で到着。
ここがあの万里の長城の端だと思うと、なかなか感慨深いものがあります。はためく旗。
会極とは、西部から来た大名や役人、商人、旅行者などがここで出会い、ここを経由して中国の王の皇居まで行く(朝貢)、という意味合いだそうです。
この先は砂漠が広がります。
展示されていた「嘉峪関守衛図」
さて、では自分も中国から西域へ旅立つとしましょうか。
再び、嘉峪関駅に戻り列車を待ちます。予感はしていたものの、見事に遅れ発生とのこと。到着は数時間遅れるようですが、いつになるかわかりません。
日もとっぷりと暮れ、夜中の10時頃になってようやく嘉峪関を出発しました。再び寝台列車の乗客となり、前回訪れたハミを通って、トルファンに向かいます。
真夜中にハミを通過。今回はハミ南駅です。
窓に絶え間無く吹き付ける、砂交じりの風がやや不安を煽ります。
【今日の移動距離】寝台列車なので、明日まとめて。