Chopped Around the World 〜こまぎれ世界一周

世界一周はしたいけど、仕事は辞められない。 わずかな休みをこまぎれにつなぎながら、少しずつ陸路で世界一周を目指します。

day 8 再び嘉峪関からスタート

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さて、次の休み。再び旅を始めたいと思います。今回のスタート地点は、嘉峪関。前回の終点、ハミから少し戻ったところです。ここは万里の長城の西の果て。かつては、いわばここまでが中国、この先は生きては帰れないかもしれない土地でした。

f:id:pristine:20160613225810j:plain嘉峪関までは上海経由。空港からまずは、以前、列車で通過した嘉峪関駅に立ち寄ります。

f:id:pristine:20160613225650j:plain立ち寄った理由は切符を手にいれること。ネットで予約しておいた切符を引き換えます。列車の発車は夜の7時。しばらく時間があるので、「嘉峪関」に立ち寄ってきたいと思います。

f:id:pristine:20160613225845j:plain駅から路線バスで向かいます。あちこち経由していくバスに乗ってしまいましたが、

f:id:pristine:20160613225854j:plainだいぶ郊外にやってきて・・・、およそ1時間弱で到着。

ここがあの万里の長城の端だと思うと、なかなか感慨深いものがあります。f:id:pristine:20160613225927j:plainはためく旗。

f:id:pristine:20160613225931j:plain会極とは、西部から来た大名や役人、商人、旅行者などがここで出会い、ここを経由して中国の王の皇居まで行く(朝貢)、という意味合いだそうです。

f:id:pristine:20160613225942j:plainこの先は砂漠が広がります。

f:id:pristine:20160613225946j:plain展示されていた「嘉峪関守衛図」

f:id:pristine:20160613225922j:plainさて、では自分も中国から西域へ旅立つとしましょうか。

再び、嘉峪関駅に戻り列車を待ちます。予感はしていたものの、見事に遅れ発生とのこと。到着は数時間遅れるようですが、いつになるかわかりません。f:id:pristine:20160613230102j:plain

日もとっぷりと暮れ、夜中の10時頃になってようやく嘉峪関を出発しました。f:id:pristine:20160613230109j:plain再び寝台列車の乗客となり、前回訪れたハミを通って、トルファンに向かいます。

f:id:pristine:20160613230114j:plain真夜中にハミを通過。今回はハミ南駅です。

窓に絶え間無く吹き付ける、砂交じりの風がやや不安を煽ります。

【今日の移動距離】寝台列車なので、明日まとめて。