day 9 トルファンで乗り換え、そして南疆線へ
トルファンには朝の5時半に着くはずだったのですが、砂交じりの強風が吹きつけていたせいで途中止まったり進んだりを繰り返し、4時間遅れで午前9時半過ぎに到着。
トルファンで乗り換える予定の、カシュガルへ向かう乗り継ぎの列車に間に合うか心配でならなかったのですが、
砂嵐のせいで列車は軒並み遅れており、あまり心配する必要もありませんでした。
なので、駅を出て昼食を。
トルファン駅はトルファンの街からは結構離れており、街並みは鉄道に関連する施設ばかり。あまり旅情は求むべくもないかという感じ。
例の牛肉麺屋があったので、食べてしまいます。
ちょっとスパイシーな感じ。
少し物足りなかったので、もう一食はしご。店先でグツグツやっているこの鍋が気になったので入ってみました。極太の春雨みたいのに、肉と野菜が入ってなかなか美味しい。店のお姉さんに写真を撮らせてというと、働いている感じのポーズを取ってくれました…
さて、乗り換え予定であった列車がかなり遅れているので、予約を変更して少しでも早めの列車に。
それでも、かなり待ち、定刻より4時間遅れの14時半にようやく列車が到着しました。
普快の5826次。天山山脈の南麓、タクラマカン砂漠の北縁を通ってかつてのシルクロードの天山南路に沿って走る南疆線を西に向かい、33時間かけて終点の和田(ホータン)まで走る列車です。
今回は、この列車に乗り、新疆ウイグル自治区の西の要、カシュガルに向かいます。
トルファンまで乗ってきた蘭新線の沿線とは違い、山がちな岩石砂漠を進みます。
まだ11月の初めながら、外はダウンが必要な寒さ。徐々に標高が上がるにつれ、雪化粧した山々が・・・
やがて、日が暮れていきます。北京時間で19時過ぎ・・・
列車は引き続き天山南路をひたすらに西へ進んでいきます。
【この日の移動距離】昨日の嘉峪関からトルファンまで980km、トルファンから先は明日まとめて。
【累計】トルファンまでで(嘉峪関〜ハミは含まず)4960km